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2023年2月2日
自転車は定期的にメンテナンスや点検をしていれば長く使用することは出来ますが、 これらを怠ってしまうと劣化しやすくなります。 今回は長く使用するためにメンテナンスや点検、自転車の寿命などを解説していきます。
自転車の寿命は、約2〜3年と言われています。 特に毎日使用される場合は自転車のパーツの消耗が激しいため、5年、10年も持たないケースが多いです。乗る頻度が少ない、また定期的にメンテナンスをしている場合は、5年以上使われている方も中にはいらっしゃいます。特にタイヤ、ギア、ブレーキなどのパーツはガタがきます。
前述でも触れていますが、メンテナンスを怠ることで自転車は劣化していきます。 メンテナンスをせずにそのままにしておくと、異音やギアが効きづらいなど様々な症状が出てきます。 また、ベアリング部分にゴミが挟まってしまったなどで走行が出来なくなってしまうこともあります。 安全に走行するためには定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。 大きな事故にも繋がりかねませんので、自転車を購入した際は必ず受けましょう。
メンテナンスの他にも、点検などもしてもらうのもおすすめします。自分ではどこを見ればいいのか分からない…という方はお近くの自転車屋さんで見てもらうと良いでしょう。早期発見にもつながるので、何年も放置をせず定期的に見てあげましょう。
ここまで自転車のメンテナンスについて重要性を解説しました。 ではメンテナンスといってもどのくらいの頻度でしなければならないのでしょうか? また、確認すべきパーツはどこを見れば良いのか分からないですよね。 ここではメンテナンス方法や頻度について詳しく解説をしていきます。
メンテナンスの流れは6つになります。 これまでメンテナンスをしたことがない方は是非参考にしてみてください。
多くの方が気づいたときに空気を入れているかと思います。 タイヤにしっかりと空気が入っていなければ、パンクやタイヤの劣化にも繋がります。 また、空気圧が低い場合はペダルが重い、スピードが出ないなどの症状が出てきます。 空気圧は、kpa(キロパスカル)で表記されています。 ママチャリやシティサイクルであれば300kpaが良いでしょう。 クロスバイクなどのスポーツタイプの自転車などは、タイヤに適正空気圧が記載されているので確認してみましょう。 空気圧の確認はスポーツバイクであれば週に1度、ママチャリやシティサイクルであれば月に1度の程度で問題ありません。 もし数時間後に空気が抜けてしまうのであれば、虫ゴムが破損している可能性があるので自転車店に持ち込んで修理してもらうようにしましょう。
チェーンの汚れが溜まるとチェーンの回転が重くなります。 また、油分がなくなることによってサビがついてしまいます。 チェーンの汚れはクリーナーやウエス(雑巾)を使用してふき取ります。 もしない場合はキッチンペーパーで優しくふき取りましょう。
チェーンのふき取りが終わったら、チェーンに注油をします。 先ほども触れましたが、チェーンに油分がなくなってしまうと錆ついてしまいギシギシになります。 油分がなければサビてしまうので、汚れを落とした後は注油を行いましょう。 チェーンの下にぞうきんを添えて1つ1つの穴にオイルを垂らし、垂らし終えたら雑巾でチェーンをしみこませます。 チェーンを一周し全体的にオイルをしみこませたら、チェーンを回しながら余分のオイルをふき取りましょう。 チェーンに注油をする際に、他の自転車パーツにオイルが付かないように注意をしてください。 特にブレーキのパーツにかけてしまうとブレーキが効かなくなり、故障の原因にもなります。
毎日使用していると埃などの汚れが付着します。 最近ではペーパークリーナーなどがあるので、自転車フレーム用洗剤がない場合はお手軽なペーパークリーナーがおすすめです。
ハンドルやサドル、キャリアなどのパーツにはネジが使用されています。 走行している振動によってネジが緩む場合があるので、フレーム汚れを落とす際に確認してみましょう。
点検とメンテナンスは違うと思われがちですが、点検もメンテナンスの1つです。 自転車のブレーキは問題なく使用できるか、ペダルは滑らかに回転するかなどを確認する必要があります。 メンテナンスの際に自転車の状態を点検することが、安全に走行するために必要な作業です。 点検方法については「乗る前に!自転車の点検方法と正しい乗り方とは」で詳しく解説をしています。 「自分で点検をしても分からない」 「変に触ってこわれたらどうしよう」 など不安でしたら、お近くの自転車屋さんで点検をしてもらいましょう。
「メンテナンス方法は分かったけど、どのくらいの頻度でやればいい?」ママチャリであれば半年に1回、クロスバイクは2~3週間に1回、電動自転車は3~6か月に1回でメンテナンスを行いましょう。ただ空気入れなどはなるべく週に1回行うようにしましょう。定期的に空気を入れることでタイヤを長持ちさせることが出来ます。タイヤの寿命に関しては「自転車のタイヤの寿命は3年!長持ちをさせる方法を解説」で詳しく解説をしているので是非参考にしてみてください。
メンテナンスや日々自転車を使用している際に 「高さを調整したい」「ブレーキの位置がずれてしまった」などあると思います。 ゴーゴーサイクリングでは自転車の調整方法を動画で上げています。 もし自転車店が近くにない、自転車店に行く時間がない場合は下記の自転車調整マニュアル動画を参考にしてみてください。
定期的なメンテナンスと点検が必要ですが、やはり自転車の寿命もあります。 点検し修理しても高額になり、新しく購入してしまった方が安く済む場合もあります。 自転車の状態と掛かる費用なども考え、買い替えを検討するのも良いでしょう。 また、お子さん用の自転車であれば成長によって自転車を購入するようにしましょう。 サイズが合っていないまま乗ることによって事故に繋がる可能性もあります。 自転車の買い替えのタイミングは「自転車の買い替えのタイミング」で詳しく解説をしています。
メンテナンスについて解説しました。 クロスバイクやスポーツバイクなどはメンテナンスをするイメージがあるかと思いますが、同様にママチャリやシティサイクルもメンテナンスと点検が必要です。 月に1度、半年に1度でも良いのでメンテナンス、点検をするようにしましょう。 安全に走行するため、長く使用するためにも必要な作業です。
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