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車種
ライト
ギア
2017年11月21日
軽快車やシティ車の代表格“ママチャリ”は日進月歩の勢いで進化しています。
日常生活の足として欠かせないママチャリですが移動手段に限定する事無く、近年は機能を含めて凄まじい付加価値で驚きの連続です。
「ママチャリでスマホの充電が出来るの、知ってる?」と言われて「えっ、本当!」と驚くも「カーナビならぬサイクルナビが出来ますよ」と言われて、「遂にそこまで来ましたか」と思いました。
携帯電話は誰もが所持している現代社会にあって、ママチャリで走行しながらスマートフォンの充電が出来る事は願ったり叶ったりで、お陰様でサイクルライフの楽しみが増々増えるではありませんか!
自動車のUSBカーチャージャーからの電源でスマホなどの充電は周知の通りで、今や、まるで車並みに自転車(ママチャリ)でもスマホ充電が出来る事に、誰もが“ワクワク感”を覚えるに違いありません。
自転車の発電と言えば、ヘッドライトの照明用の電源が頭に浮かびます。
ダイナモ発電機(リムダイナモ)やオートライト方式の前輪ハブに内臓の発電機(ハブダイナモ)がありますが、いずれもペダルを漕ぐ事では発電する事が出来ます。
防災グッズの“手回し発電・充電器”と原理は全く同様で、回転動力が手かチェーンかタイヤかの違いだけです。
自転車でも発電・充電・蓄電も出来ると誰もが考えますが、発電量が限定される中でスマホの充電を具現化した事はまさに時代の先取りです。
発電した電力をUSB出力ができる事でスマートフォンやモバイルバッテリーなどに充電が可能になります。
発電量は時速10~15kmの場合に200~300mAとスマホの使用に支障を来すことはありません。
でも、ペダルを漕ぐ事での発電は人力(運転する人)への体力的負担のリスクがある事は事実です。
・「チェーン式USBダイナモ充電器」:発電機本体を後輪のチェーンを挟む形でタイヤとチェーンステーの間に取付けて、チェーンの回転力を利用して発電する方式です。
発電された電力は一旦内臓バッテリーに保存されて、発電機本体からのケーブルの先端に出力用のUSB(凹)コネクターが付いており、専用のUSB(凸)ケーブルからスマホに充電や蓄電をする方式です。
自転車用のスマホホルダーをハンドルに固定して、スマホ本体を取付ければ、マップアプリなどで“自転車用ナビ”が使用できます。
・「リムダイナモ式USB充電器」:ダイナモ発電機の回転軸が自転車前輪の回転力で発電する方式です。
充電に関してはチェーン式と同様に発電機本体からのケーブルの先端に出力用のUSB(凹)コネクターが付いており、専用のUSB(凸)ケーブルからスマホに充電する方式です。
自転車で走行中に充電する場合は、専用のスマホホルダーをハンドルに固定してスマホ本体をセットすることで走行中にスマホの充電が可能です。
部品構成は自転車発電機、スマホ電源・充電ケーブル、ホルダー、スマホ本体
※いずれの部品もサイクルショップや通販などで購入が可能で、手元でも十分に組立出来ます。
・スマホのカーナビアプリでカーナビ機能を駆使してサイクルドライブを楽しむことが出来ます。
・発電機にバッテリー内蔵のタイプは、発電した電力を一旦保存される優れものもあります。
・電気知識と工具があれば、必要部品を購入して自分でオリジナルの発電・充電器を製作する事が可能。
・防水機能付きの充電器もありますが、雨天の場合のスマホ充電は故障の原因になります。
コネクター部をキャップ装着で防水・防塵の対策を施すことが出来ますが、悪天候時の自転車走行は危険を伴います。
スマホのナビアプリに気を取られて“ながら運転”する事も危険ですから極力避けて下さい。
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