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2017年6月1日
自転車保険のことをご存知でしょうか?
今相次ぐ自転車事故が多い中、自転車保険の法整備が各自治体ごとに進み、自転車保険加入の義務化へと時代の流れは進んでいます。
そんな自転車保険について何も知らない、あるいは知らなかったでは済まされないことが出てくるかと思います。
本記事では自転車保険に関する概要やメリットなどをまとめております。
横浜市金沢区で携帯電話を操作しながら、無灯火で自転車を運転していた女子高校生が女性に追突した事故では、女性は歩行困難になり、看護師の職を失った。 横浜地裁は17年11月、女子高校生の過失を認め、5000万円の支払いを命じた。 http://cyclist.sanspo.com/83116 より抜粋 当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。 5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する http://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html より抜粋
横浜市金沢区で携帯電話を操作しながら、無灯火で自転車を運転していた女子高校生が女性に追突した事故では、女性は歩行困難になり、看護師の職を失った。
横浜地裁は17年11月、女子高校生の過失を認め、5000万円の支払いを命じた。
http://cyclist.sanspo.com/83116 より抜粋
当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。
5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する
http://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html より抜粋
上記のようなニュースを耳にしたことはあるでしょうか?
事故を起こした賠償責任というのは自動車だけに限りません。
実際に自転車で事故を起こして相手に何らかの損害を与えてしまった場合は、それを賠償しなくてはならない義務が発生します。
その賠償責任を担保するものが自転車保険の役割になります。
自転車保険は大まかに2つの内容から構成されています。
・他人に与えた損害を賠償するための補償
・自分自身の怪我や死亡時の備え
中身に違いはあるものの、だいたいの自転車保険は上記の2つの内容から構成されております。
そして、本記事で「義務化」の対象とされているものは、「他人に与えた損害賠償」のみとなっております。
あくまでも「対人」であり、「対物」に関してはあくまで任意加入となります。
自転車保険を契約すると大概は自分自身の怪我や死亡時の備えも加わっておりますが、あくまでもパックなので、そちらに関しては加入の義務はありません。
ちなみに保障例ですが下記のような保険が一般的です。
掛け金によって金額は前後しますが、内容としてはこのようなものが一般的となっております。
また、掛け金は数百円~数千円程度までと保険会社によってバラつきがあるので、選ぶ際はよく調べる必要があります。
現在大阪や兵庫などで義務化されている自転車保険ですが、加入義務者に関して勘違いされている方が多いようです。
例えばその自治体に住んでいる方が対象ですとか、自転車の登録地がベースになるとか、といった間違いが多いのですが、実際はその自治体で自転車を利用する方全てになります。
そのため、条例施行前に自転車を購入したからなどといった言い訳も通用しません。
また、未成年者が自転車を利用する場合は、保護者に加入させる義務が生じますので、その点もご注意ください。
自転車保険はそれ単独で加入するだけではなく、何らかの形で実は入っていたなんてことが多いようです。
以下に例を挙げました。
これらは自転車保険として加入した覚えはなくても、個人賠償責任保険として加入していることが多いものです。
上記に思い当たる節がある方は、一度契約書を確認してみるとよいでしょう。
現状の条例では保険未加入でも罰則はありません。
ただ事故を起こしてしまってからでは後戻りはできません。
万が一に備えての保険に加入しておくことは自転車を乗る人にとっては必須と言えるでしょう。
事故を起こさないことが一番ですが、何が起こるかはわかりません。
自転車を乗る人は今一度自分の保険加入状況から見つめなおしてみるのも良いのではないでしょうか。
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