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2017年7月13日
誰にでも愛用され、誰にでも親しまれ、誰にでも重宝がられる国民的移動手段である軽快車(ママチャリ)はどうして、こんなにも多くの人に支持されるのでしょうか?
老若男女と問わず乗輪し多様な目的で使用される要因としては、身近に存在しており、「便利」「乗り心地」に加えて、「運転し易さ」と「重量」にあるのでは、と考えます。
乗り易さ、使い易さだけでは無く自転車の用途や重量に対しての感じ方も多少異なりますが、多くの皆様はママチャリを愛用しています。
“軽快車(ママチャリ)は重いものを選びましょう!”と言う意見に驚きと反論があると思いますが、ある意味で一理あります。
と申しますのも用途や目的、安全性・機能性などで車体重量に対する要求が異なる為に一概に「重量」だけで自転車選びをするのは危険でもあり、後悔も伴う事も覚悟しなくてはならないからです。
でも一般的に考えて「重いより軽い方がいい」と思うのが当然です。
では何を基準に自転車を選べばいいのでしょうか?
「長い上り坂や風の強い時はペダルが重く疲れるから、軽量の自転車であったら」とか「二人の園児の送迎は乗員体重が増し、せめて車体重量だけでも軽いものを」等の声を耳にします。
ママチャリの場合は安全性と操作性を優先して用途や目的に合致した自転車選びがポイントで、要求仕様の結果として車体重量はある、と考えますが如何でしょうか。
厳密には、個々の自転車で重量は微妙に異なります。フレーム材がスチール製や軽量素材のアルミ材でも重量は大分異なりますが、重量の目安として軽快車(ママチャリ)は一般的に約16~19kgと思います。
競技用の自転車で平均車両重量は、ロードバイク用で9~11Kg、マウンテンバイクで8~10Kgを考えるとママチャリはかなり重いイメージですが、標準装備品や用途、価格面等でどうしても重量が増します。
但し、競技用自転車と一般大衆車である軽快車(ママチャリ)を重量だけで単純比較するのは、かなりの無理があると言わざるを得ません。
あくまでも自転車の重量の目安は「持ち上げて軽い」「乗ってみて軽い」と言うのが理想ですが、用途・機能と安全性・価格のバランスを考慮して判断したいものです。
軽快車(ママチャリ)は一般的には約16~19kgの重量ですが、本体フレーム、ハンドル、籠(カゴ)、の形状や材質でも重量は異なりますし、キャリアの有無、スタンドの両足・片足、変速機の有無や変速段数でも総重量に大きく影響します。
つまりママチャリの総重量は機能重視か価格重視かで幅がありますが、持ち上げて見て軽いと思うか、乗ってみて軽いと思うかで選択するのも一案ではあります。
26インチでアルミフレーム・変速機無しで約18Kg、27インチでアルミフレーム・6段変速機付きで約22kgで幼児用の座席を取付けして、幼児二人を乗せた場合はかなりの総重量になります。
但し、電動アシスト自転車で標準タイプの場合は幅広のタイヤやバッテリー及び頑丈な車体等で20Kg超える重量となり、本体材質をアルミ材などで軽量化を図っても16~18Kgとかなりの重量になります。
こちらにママチャリについて楽天市場の実際の重量を集計しているより詳しい記事が掲載されていたのでお時間があればあわせてどうぞ。
→ママチャリの平均的な重さは何キロ?を調査しました
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