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2017年10月18日
自動車や原動機付自転車には法定の制限速度があるのに自転車には制限速度はありません!
自転車は道路交通法では「軽車両」に分類されていますが、法定制限速度なるものはありません。
但し、公道を含む一般道での走行は安全走行をすることが義務付けられています。
最近は自転車専用のレーンが各地で新設されて自転車と言えども従来とは一変して安全で走り易い環境になりつつあります。
反面、街中の歩道や交通量の多い車道を我がもの顔で走行して事故になる事も少なくありません。
“制限速度がないから”の理由でスピードの出し過ぎや危険走行をしていい筈がありません。
身近にあり、手軽で究極の移動・搬送手段である自転車は免許も無くガソリン代もいらない、利便性の高いのに、何故この移動手段には速度制限がないのでしょうか。
一説には速度メーターの装着が義務付けられていない事がその理由とか。
只それだけの理由で?
真意は不明です。
乗輪の目的や用途で数知れない種類の自転車がありますが、総ての車種に制限速度が規定されていません。
ちなみに自転車の平均的走行速度はママチャリ:12~19km/h、クロスバイク:18~22km/h、ロードバイク:20~25km/hと言われています。
大人で通常の歩行速度が3.0~4.5km/hと考えると
自転車の走行速度は“通常に人が歩く速度”の3~4倍になり、かなり早いですね。
自転車の速度と大人の歩行速度を具体例で比較すると、不動産販売などで言われている目的地までの時間で「徒歩○○分」と表記されているのは分速80mをベースに算出されています。
つまり時速にして4.8km/hで歩行速度としてはかなり早足になります。
つまり自転車の速度は大人の早足よりもランニングスピードにも勝る速度が出ると言うことになります。
この様に、日々の生活の中で歩行やランニング速度と比較して自転車の走行スピードを意識する事がありますか?
ママチャリでの通勤や通学時に「駅まであと3分」「出社時間に遅刻しそう・・・」等々で猛ダッシュでペダルを漕ぐ姿を想像して下さい。
きっと平均的走行速度を大幅にオーバーしていると思います。
自動車運転であれば、もしかして“スピード違反”で罰金を払わなくてはなりません。
自転車でも自動車と同様にスピードの出し過ぎは危険が一杯です。
安全走行の為にもスピードを意識しましょう。
ママチャリを含むシティ車の標準常用速度は10~20km/h(標準乗員体重65Kgの場合)と定義。
これはあくまでも標準的な走行速度です。
スピードの出し過ぎは事故の要因になりかねません。
走行場所や自転車の積載条件、自転車本体の整備状況などで異なりますが安全速度を守る事が重要です。
特に、変速機付き(外装6段、内装3段)のママチャリでの走行速度は脚力(パワー)と密接な関係にあり、力任せの無謀な走行や下り坂でのスピードの出し過ぎは大変危険です。
適正速度での安全走行と表裏一体で重要なことは、乗輪前のブレーキ点検です。
自転車にはエンジンブレーキも無ければ、サイドブレーキもありません。
長い下り坂に限らず、平坦地でも安全速度で走行していても停止の為にブレーキを掛けなくてはいけません。日常の定期点検は大切です。
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