どんな漫画にママチャリが? 漫画でママチャリの魅力探し

世は今だ衰えぬ“漫画ブーム”漫画は何が魅力で読者の心を捉えて放さないのでしょうか。
あらゆるジャンルで展開される空想と現実の狭間を描いた漫画。
“たかが漫画と侮るなかれ”と申される所以は何処にあるのでしょうか。
多くのアスリートが「僕は漫画で強くなった!」と口にする、漫画パワーの“凄さ”の一面です。

トップアスリートの心までも動かす漫画のパワーは何処に潜んでいるのでしょう。
アスリートに限らず、極々日常の生活で身近にある“ママチャリ”を題材にした漫画にも多くの読者が心打たれ感動して、自転車に魅せられ「漫画でママチャリの大ファンになった」と言う人も決して少なくありません。

 

今や人気絶頂期にある漫画『弱虫ペダル』について

知る人ぞ知る、漫画に登場する主人公の小野田坂道とママチャリの物語です。

原作者は渡辺航さんで『週刊少年チャンピオン』(秋田書房)で連載されているもので、身近にあるママチャリが漫画の世界に登場する、痛快漫画そのものです。

『弱虫ペダル』は遂々手に取ってページを捲りたい思いに掻き立てられます。

ストーリーの概要はオタクである主人公の小野田坂道、実は高校入学時に同級生の今泉俊輔が学校の裏山の急斜面をママチャリで鼻歌交じりで登坂する尋常では考えられない光景を目の当たりにし自ら挑む事から主人公のママチャリ人生が始まる。

そして関西から引っ越して来た鳴子章吉との出逢いで“自転車で速く走る楽しみを知る”事から、まさしくスリルに満ちた痛快漫画の人間ドラマがスタートするのです。

『弱虫ペダル』は空前の自転車(ママチャリ)ブームの火付け役となり、週刊誌の連載に留まらず舞台での上演やテレビでドラマ化と様々なメディアへと展開された。

自転車は移動手段と言う概念から、競い楽しむ自転車(ロードバイクなど)へと変化し、自転車に興味を持つ人が増加した事は紛れもない事実です。

 

ママチャリが登場する漫画はありますか?

 名作と言われる自転車の魅力満載の漫画は沢山ありますが、ほんの一部を紹介します。

 ・「ろんぐらいだぁす」三宅大志(REXコミック)⇒女の子と折り畳み自転車の悪戦苦闘のリアル漫画

 ・「並木通りアオバ自転車店」宮尾 岳(少年画報社)⇒街の自転車店を訪れる人間と人生模様を描く

 ・「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」オオイシヒロト(小学館)⇒ママチャリ軍団とお巡りさんの奮闘記

 ・「シャカリキ!」曽田正人(小学館)⇒全力で登坂する“坂バカ”と言われる主人公野々村輝の成長物語

 ・「かもめチャンス」玉井雪雄(小学館)⇒シングルファザーがロードバイクで試行錯誤し才能開花を描く

 ・「のりりん」鬼頭莫宏(講談社)⇒ママチャリ嫌いのサラリーマンが自転車の魅力にのめり込む漫画

 ・「南鎌倉高校自転車部」松本規之(マッグガーデン)⇒自転車を通じて女子高生の日々を描く痛快漫画

 ・「たそがれたかこ」入江喜和(講談社)⇒バツイチ女性で45歳の主人公とママチャリ人生を描く

 

自転車漫画から学ぶこと(自転車の楽しみ方と付き合い方)

  • ポタリング:のんびりと目的地を定めずにサイクリングをスローとマイペースで楽しむ。
  • ツーリング:目的地を決めてある程度の距離を計画的に、楽しく走行する自転車旅行。
  • 輪行:折り畳み自転車などを輪行袋に入れて電車やバスで移動し、目的地でサイクリングを楽しむ。
  • ロードレース:舗装道路などを走り、順位やタイムを個人戦・団体戦で競う自転車スポーツ。
  • ヒルクライム:マウンテンバイク(MTB)のような自転車で山道や丘陵の設定コースを走るレース。等々



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