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2021年9月2日
普段何気なく乗っている自転車ですが、自転車の交通ルールはきちんと理解していますか? 走行位置や速度などは法律で定められているのでしょうか? 今回は意外と知られていない自転車の交通ルールについてまとめてみました。
まず、はじめに自転車は道路交通法上では「軽車両」となっています。決められた規則を違反をすると罰則が科せられます。細かいルールはたくさんありますが、まずはこれだけは押さえておきたい!というルールを5つ紹介します。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられているため、歩道と車道の区別があるところは車道通行が原則です。 上記を違反した場合の罰則は「3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金」です。
例①) 道路工事や連続した駐車車両などがある例②) 著しく自動車の通行量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのために、追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険性がある場合このような普通自転車の通行の安全を確保するために、やむを得ないと認められるときは歩道を通行可能です。
自転車は道路(車道)の中央から左の部分を走行しなければなりません。上記を違反した場合の罰則は「3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金」です。自転車道がある場合は、工事などを除き、自転車道を通行しなければなりません。上記を違反した場合の罰則は「2万円以下の罰金または科料」です。
自転車が歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければなりません。 また、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければなりません。 上記を違反した場合の罰則は「2万円以下の罰金又は科料」です。
・飲酒運転禁止 【罰則】5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒酔いの場合) ・二人乗り運転禁止 ・並進走行禁止 【罰則】2万円以下の罰金又は科料 ・夜間はライトを点灯 ・傘差し運転禁止 ・携帯電話使用運転禁止 ・イヤホーン(イヤホン)等使用運転禁止 ・ブレーキ不良(備えていない)自転車運転禁止 【罰則】5万円以下の罰金 ・信号無視禁止 ・一時停止 ・しゃ断踏切立入り禁止 【罰則】3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
自転車を運転する子どもの保護者は、13歳未満の子どもにヘルメットを着用させるよう努めなければなりません。原則として運転者以外の人を乗せることはできませんが、次の場合は幼児を同乗させることができます。
ここまでまずは覚えておきたい5つのルールをご説明しました。ここでは自転車で道路を走行する際の交通ルールをおおまかにまとめましたので、ご紹介していきます。
できるだけ道路の左端によって交差点の向こう側までまっすぐ進み、十分速度をおとして曲がらなければなりません。 二段階右折 信号機の設置してある交差点を右折する場合は、青信号で交差点の向こう側までまっすぐ進み、その地点で止まって右に向きを変え、前方の信号が青になってから進むようにしなければなりません。
自転車横断帯 道路を横断しようとするときは、その付近に自転車横断帯がある場合は、それによって横断しなければなりません。 交差点に自転車横断帯があるときは、この横断帯を進行しなければなりません。
横断歩道(自転車横断帯が設置されていない)は歩行者の横断のための場所ですので、横断歩道上に歩行者がいないなど歩行者の通行を妨げる恐れのない場合は、自転車に乗ったまま通行できますが、歩行者の通行を妨げる恐れのある場合は、自転車から降りて押して横断するようにしてください。
信号は、対面する信号機に従わなければなりません。 ただし、歩道を走っている時は歩行者用信号を見ましょう。
「歩行者・自転車専用」と表示されている歩行者用信号機がある場合は、車道を通行する自転車も歩行者用信号機に従わなければなりません。
自転車も車と同様にそれぞれの標識・標示に従ってください。
一定の危険な違反行為をして2回以上摘発された自転車運転者(悪質自転車運転者)は、公安委員会の命令を受けて3ヵ月以内の指定された期間内に講習を受けなければいけません。 公安委員会による受講命令に従わなかった場合は5万円以下の罰金が科されます。
自転車運転者が3年以内に2回以上危険行為をくり返した場合、交通の危険を防止するため、都道府県公安委員会が自転車運転者に講習を受けるように命令します。
講習時間は3時間程度で、講習手数料として5,700 円(標準額)が必要になります。 ※危険行為とは? ◆信号無視 ◆通行禁止違反 ◆歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反) ◆通行区分違反 ◆路側帯通行時の歩行者の通行妨害 ◆遮断踏切立入り ◆交差点安全進行義務違反等 ◆交差点優先車妨害 ◆環状交差点安全進行義務違反等 ◆指定場所一時不停止等 ◆歩道通行時の通行方法違反 ◆制動装置(ブレーキ)不良自転車運転 ◆酒酔い運転 ◆安全運転義務違反 ◆妨害運転
・ブレーキは前輪及び後輪にかかり、時速10キロメートルのとき、3メートル以内の距離で停止させることができること。 ・前照灯は、白色又は淡黄色で、夜間前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有するもの。 ・反射器材は、夜間、後方100メートルの距離から自動車の前照灯で照らして、その反射光を容易に確認できるもの。
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交通ルールを守ることも大切ですが、一番はケガがなく安全でいることです。安全確保のためにも、日ごろから自転車のチェックは必要です。事故防止のため、自転車の点検をしましょう。自転車の点検方法は以下の記事で詳しく解説をしています。→乗る前に!自転車の点検方法と正しい乗り方とは
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