ママチャリメーカー直販の通販サイト!完全組立の自転車を激安価格でお届け!
車種
ライト
ギア
2021年12月15日
自転車は子供から大人まで気軽に乗れるとても便利な乗り物です。 しかし、そんな気軽な自転車だからこそ、乗り方については軽視されることが多いです。 通勤に自転車を使っていて、飲酒後そのまま自転車に乗って帰宅している人もいるのではないでしょうか? 今回は自転車の飲酒運転について詳しく解説していこうと思います。
まずは自転車での飲酒運転における罰則について説明します。 平成27年6月に施行された改正法により、酒酔い運転や一時不停止、信号無視などの違反行為を3年以内に2回以上行った悪質自転車運転者には、自転車運転者講習を受講するか5万円以下の罰金を払うことが義務付けられました。 再犯を防止するため、制度が強化されたのでしょう。
5年以下の懲役または100万円以下の罰金 道路交通法の条文で、飲酒運転を禁じている以下の部分を確認しました。
道路交通法第65条 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない引用元:「道路交通法第65条」
道路交通法第65条
何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない引用元:「道路交通法第65条」
道路交通法第117条の2 次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。一 第65条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔った状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいう。以下同じ。)にあったもの引用元:「道路交通法第117条の2」
道路交通法第117条の2
次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。一 第65条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔った状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいう。以下同じ。)にあったもの引用元:「道路交通法第117条の2」
つまり、車両は酒気を帯びた状態で運転することが禁じられています。 また5年以下の懲役または100万円以下の罰金であることがわかります。
先ほど道路交通法では「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と規定されていることを確認しました。ここには「車両等」と記載されていますが、実は道路交通法上では自転車も「車両等」に含まれているのです。
自転車でも自動車同様に飲酒運転が禁じられていることがわかりました。 しかし、罰則は自動車の場合とは異なります。飲酒運転は酒酔い運転と酒気帯び運転の2種類に分かれ、自転車の場合、酒気帯び運転の場合には罰則の対象にはなりません。
アルコールの影響により車の運転が正常にできない状態のこと。 まっすぐに歩けない、受け答えがおかしいなど客観的に見て酔っている状態。
呼気(吐き出す息のこと)1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上検出された、もしくは血液1ml以上が検出されたときの状態。 警察は悪質で危険な交通違反に対しては厳正な対処をすることを明言しています。 そのため、自転車を運転する際、飲酒していると逮捕される可能性は十分あります。 事故を起こす起こさないに関わらず、飲酒した状態での運転は絶対にやめましょう。
飲酒してから何時間後に車両を運転できるのか知っておくことも大切です。 摂取したアルコールが体内からなくなる時間は、お酒の1単位と飲酒者の体重を用いて導き出されます。 体重60kgから70kgの人で、1時間で処理できるアルコール量は約5gとされています。これをアルコールに置き換えると以下のようになります。・日本酒:約1/4合 ・ビール中ビン:約1/4本 ・ウイスキー(ダブル):約1/4杯 つまり、日本酒1合、ビール中ビン1本、ダブルのウイスキー1杯を分解するのに約4時間かかることになります。 ただし、アルコール処理能力は体重や体調、体質によって異なるため、計算上アルコールが消化されているとしても、調子が悪いと感じたら運転するのはやめましょう。
日本の酒税法ではアルコール分1%以上の飲み物を「酒類」としています。 近年人気の「ノンアルコールビール」や「ノンアルコールカクテル」は、アルコール分0.05%未満の飲料のことを言います。「酒類」でなくても、アルコール度数が1%未満の飲料を大量に飲んだ場合、酒気帯び運転に該当する可能性があります。 しかし、「Alc. 0.00%」「ノンアルコール」の表記がある飲料の場合は、酒気帯び運転に該当する可能性は低いと言えるでしょう。
自転車の飲酒運転は酒酔い運転のみ逮捕・処罰される可能性があります。 現在、酒酔い運転と判断されたケースはそれほど多くありませんが、交通事故を起こした場合は、状態によっては酒酔い運転とみなされ逮捕されることもあります。 どのような理由があろうと飲酒運転は許されるものではありません。 交通事故を起こしたら被害者並びにその家族の日常を壊してしまいます。お酒を飲んだら、体内からアルコールが消化されるまで絶対に運転をしないようにしましょう。 身体にアルコールが残っているかもと感じたら運転をせず、体調が万全になってから運転してください。
← 前の記事 次の記事 →